先日の「R6年度 第1回木造住宅耐震改修現場見学会」での説明会で、「ついでに行う耐震改修」というものを紹介しました。
もちろん建物の地震に対する安全性を強化するということを主の目的にすることも重要ですが、それ以前に、「この家に住み続けたい」という要求に対して「改善」できる工事を同時に行うという視点は重要だと思います。そして、その「改善」のための施工において、耐震改修を織り交ぜることも可能なわけです。説明会では実例をあげて、その工事計画の内容と、さらに、総工事費に対する「補助金額」を公開いたしました。
会場のお見え方に、後々お話しを伺ったところ、「ほや!こういうのが聞きたかったんやって!」というお声が結構あがっていたとお聞きしました。要するに、耐震改修工事として工事を行う場合、どっちみち大工さんや内装屋さん、外装屋さん、時には設備屋さんも入ってくるような工事内容になるのであれば、そこに合わせた形で、いわゆる「リフォーム工事」というものを考えるというのは全然アリな話しです。
ただ、補助金は、目的にしっかり色をつけることが必要ですので、耐震改修工事の経費なのか、その他のリフォーム工事なのか?という部分での金額提示は必要なわけで、きっちりとした区分けを明示した見積明細書は必要になりますし、場合によって契約を分ける必要があります。まぁ、そういう、お金にまつわるテクニカルな部分も含めて、「設計」だと思いますwそんなこんなで、福井県建築住宅課さんでも、こんなチラシを新たに作られたようです♪
弊社の説明会資料を引用されたようですwww お役に立てるとうれしいです♪
※諸般の事情により、近日公開といたします♪