弊社ではお客様とのデータのやり取りなどのために、オンプレミスでオンラインストレージを運用しています。以前は、GoogleドライブやOneDrive、DropBoxなどを使っていましたが、容量が小さいのと固定費がかかるという部分があって、自前でサーバーを立ててオンラインストレージを構築しました。
確かに、ストレージとしての「速さ」という部分では「もっさり感」がありますが、サーバーにのせているストレージの大きさがそのまんま使えるというのは利点があります。現状では、4TBの容量があります。当然、オンラインストレージですので、個別のファイルやフォルダを、個々に共有扱いもできるので、大きなファイルをメールで送ることもありません。
システムとしては、「NEXTCLOUD」というシステムを導入しています。
ただ、共有して公開するファイルはオンラインのまま使うことができず、ダウンロードして使うしかないので、その点がまだ課題かなと思います。
登録されているユーザーとしてログインすると、該当のファイルが3Dだとしても、システム側でプラグインを導入しているので、以前から運用をテストしている3Dデータの表示もできます。
まだまだ、いろいろと試験的に運用していますが、最終的には、お客様に対して個別のIDとパスワードをお与えし、システム上で図面や3Dデータ、また、現場での写真や、参考になるデータなどの共有ができていければと考えています。