ラジ+(TAS) 2024/07/24

というわけで、昨日は「福登建設の快適家づくり研究所」の7月放送日でした♪ 先月の戸鳴先生をお迎えしてお話しいただいた話題でもある「構造計画を大事にする」という部分で、先日もブログでご紹介した「もうすぐ始まる建築基準法大改正施行」でも取り上げた、

法改正により構造関係の確認申請審査の緩和措置が事実上なくなる

に焦点をあてた放送となりました。

繰り返しになりますが、現行法では、一般的な木造住宅は「4号特例」という審査省略できる緩和規定があるため、これまで、ほとんどの審査機関においては、この点を審査対象から外しており、現実として第三者が確認していない状況でした。また、省エネ審査についても、国が定めた省エネ基準に達しているのかの審査もありませんでした(一部、認定的な住宅仕様を除く)。

ところが、昨今の地震の多さや、太陽光パネルやトリプルサッシに代表される設備機器や付属物が、一般住宅でも多用されたり、エネルギーコストの高騰で家計圧迫するような現状を踏まえ、確実な構造レベルでの安全性の審査と、エネルギー消費量を踏まえた省エネ性能の基準クリアに対しての審査がはじまります。これが「令和7年4月」から施行されるというわけです。

今回放送で強く申し上げたのは、今回の法改正での対応が特段特殊な設計を求められているものではなく、普通に設計を行っているのであれば検討するような項目であり、単に、それらが、来年から「審査対象」になるというだけのことということです。そして、それらについて今、慌ててその手法等を学んでいるとすれば、設計士としての技量があったのか?という根本が疑われることになるわけです。

こうした事態は全国的に予測されていたので、国交省では法改正に対しての説明会、セミナーを税金を投入してまで、手厚い資料をつくり、全国各地で開催してきたわけですが、なぜそこまでしなければならないのか?というのは、単に法律改正による影響というわけではなく、そもそも、そういった部分で設計を「してこなかった」、「できない」設計士がたくさんいるという現れなわけです。

そしてもっとも危惧されるのは、この法改正を持ち出して、

今年中に家を建てないと、来年から法律が変わるので高くなります!

というような「営業的煽り」が横行しだすことです。ラジオでは、もしこのようなことを打合せの際などに耳にした場合には、その会社への依頼は取止めるべきだということをお話ししました。はっきり言いますが、全く、ナンセンスな話しです。自分たちの能力や知識レベルが低いことを隠す常套手段だとお考えいただければと思います。

さて、もう一つ、弊社では、先般、新CMを流しはじめました。FBC公認、ご当地VTuberの「歩音ティナ」さんとのコラボCMです。公認しているFBC本社には、この「歩音ティナ」さんの等身大パネルがあるのですが、トレタスにはありませんwww

ですが、せっかくコラボしているのに!ということで、スタッフさんたちが気を利かせてくれて、スタジオ内にポスター設置を設置してくれました♪

ラジ+(TAS)は、FBCの「なまみえラジオ」というところで、スタジオ内をライブ中継していますので、そのカメラで写るように設置してくれましたwww

また、来月の放送もお楽しみに♪

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