木造住宅耐震改修現場見学会開催!!!

今日は、福井県、福井市、福井県木造住宅耐震促進協議会主催の木造住宅耐震改修現場見学会でした。私どものお客様が耐震改修補助事業を利用していることもあって、今回、見学の現場としてご依頼がありました。

昨年の3.11震災も記憶に新しく、住宅の耐震化には非常に注目されておりますが、見学会参加にあたっては事前に登録制であったにも関わらず40名様を超す多数のご応募がありました。ありがとうございました。初めに、ユー・アイふくいにて、耐震化に関する勉強会を行い、その後、現場にて実際の様子を見るという形でしたが、勉強会、見学会共に、ご来場者皆様は真剣に取り組まれておられました。

勉強会の後の見学会会場でもある現場では、手法、コストなどの質問をたくさんいただきました。特に、コストの面のご質問が多かったです。

私どもの耐震化プランでもっとも重要視するのはコストの部分です。耐震化の手法はいろいろとありますが、そのコストパフォーマンスを上げるためには、

○住まいに関する問題点を同時に解決
○生活にできるだけ負担をかけないプラン
○他の助成制度の積極的利用

この3つのポイントが重要です。例えば、外装の劣化を改修するタイミングで外部からの改修を行うとか、お風呂場の改修を行うときに、その周辺での補強を行うなど住まいの問題点を同時に解決する手法をとることや、引っ越しなどを必要としない工事計画を立てたり、他の国、県、市の助成制度などを同時に利用することも検討したりと、幅広い検討を行った上でのご提案を心がけております。

今回の見学会の現場では、屋根瓦の劣化という問題もありましたので、屋根ふき材を瓦からGL鋼板による金属屋根に葺き替えることを中心に、荷重を減らした上で、一階の押入れ一か所部分のみの改修を可能にしたました。また、金額的にも税込120程度となり、助成金60万円を加味しますと、ほぼ半額のご負担で耐震化及び屋根の改修ができたという結果に、ご来場いただいた皆様に、プランの考え方の重要性が十分にご理解いただけたようでした。

県では、引き続き木造住宅の耐震化を助成するとともに、一層の耐震化率を伸ばす施策を来年度の継続していくようです。耐震、リフォームに関する、ご心配、お悩みがおありの皆様には、ぜひ、ご遠慮なくご相談くださいませ!

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