先日、ブログでアップした「R6年度 第1回木造住宅耐震改修現場見学会」ですが、説明会の様子の画像は公開しましたが、現場見学会の様子の画像は公開していなかったので、今日はその様子をアップしたいと思います♪
当日、参加された方の人数がたいへん多かったので、説明会会場の森田公民館から現場までを3班にわけてご案内することにしました。
現場見学会では、ご自身の今の住まいと比較される方が多く、口々に「あー、うちもこんなんやってなー」とおっしゃっておられ、その際の改修方法として実際の現場をみると、なんとなく想像がついていらっしゃる感じでした。
特に、以前からも指摘している、「基礎が外周だけ」とか「壁なのに梁や柱がちゃんとしていない」などの実際の対応方法もご覧いただいたのでご理解されたようです。
基礎部分は、現場では若干見にくかったので、工事途中の画像を公開して説明させていただきました。実は、最終班は、工務店さんや設計事務所さんたちのグループでしたwww 現在、耐震改修補強プランを作成中の方もおられ、その施工方法も含めてつっこんだご質問が飛び交いました。いろんなやり方がありますが、ひとつでも参考になればいいなぁと思います。見学会終了後には、臨時の相談会を行い、すでに耐震診断・補強プラン作成をされている方のご相談をお請けいたしました。
ご相談の内容としては、提示されている補強プランでは、家の中の様子、意匠的なものが完全に崩れてしまうのだがどうしたらよいか?といった、提示された補強プランに対するご不満、ご不明点をお聞きになる方が多かったです。実際には、補強工事を行う場合、過去どのような診断や補強プランを行ったとしても、もう一度、現場調査や再検討を含めた設計作業が必要であることをご説明しました。
また、メディア取材も同時に受けました。「日刊県民福井」さんでは、当日の様子をしっかりと記事にされておりました。
このように、多くのメディア取材で取り上げてもらって関心をもっていただくことも必要だと思います。