以前ブログテーマでも取り上げた「海洋堂ミュージアム」は、長浜の黒壁スクエア周辺の観光エリアにあります。黒壁スクエアというのは、明治時代の洋館を生かした「黒壁ガラス館」を中心として、ガラス細工のショップや工房、ギャラリー、ワークショップをはじめ、レストラン、カフェなども点在するエリアです。そして、そのほとんどのお店は、古い町家造りの建物を改装して使っていて、エリア全体が古い町並みを維持しようとがんばっているところです。
例えば、黒壁ガラス館は明治時代から黒壁銀行の愛称で親しまれた古い銀行を改装した事例で、吹抜けなど「洋館」のイメージがそのまま使われています。なんとなくアニメにでてくるような洋館ですw
なんとなくアニメにでてくるような洋館です。また、町家造りの建物を改修しているところなどは、広い土間部分を使って、そのまま店舗にしていたり、土間奥の住居スペースだったところまでお店スペースとしている例などもありました。特におお!と思ったのは、「BIWAKO PICNIC BASE」というスペースです。
外観、内装は古民家、町家を維持しているのですが、そこをいわゆる「貸事務所スペース」として提供しているのですが、この日は1階部分では雑貨屋さんが複数お店を展開していました。
町家造りというと柱が細い(今の住宅仕様と変わらない)というイメージがあったのですが、そんなことはなく、農家住宅などで使われるレベルの太い柱や、梁せいの大きなまぐさで作られていたりしました。このエリア自体は「北国街道」沿いということもあり、京町家というより、福井での熊川宿や今庄宿に似ている感じがしました。この黒壁スクエアのエリアには古いお寺も多いのですが、その中でも「大通寺」は有名です。
お寺には「鳩」がいっぱいいるのですが、餌付けされている感じです。
鳩と戯れるだけでも楽しめますが、建立は1600年初期ですので、一度は内陣などもご覧になったほうがよいですw それにして鳩の餌30円というのが結構微妙な小銭が必要な金額なので、意外とそれが購入を抑制して鳩がおなかいっぱいにはならないかもと思いましたwww
大通寺の南側は、そのまま黒壁スクエアエリアへの道になってますし、門前町のような配置になっていますが、お寺の門を出たすぐのところに、抹茶のカフェ「甘味処鎌倉 長浜大通寺店」があります。抹茶好きにはうれしい、ストレートのアイス抹茶もありますw
黒壁スクエアエリアはそれなりに狭いエリアではありますが、1日いても飽きないところだなぁと思います。今度は、もう少し、細かくお店を見て廻りたいと思います♪