WINDOWS11 に対応できないPCの改造

今更な話題かもしれませんが、弊社にも、WINDOWS11に対応していないPCが結構ありますw ハードウェアとして対応を求められるってことは、PCの買い替えの対応を迫られているということなのですが、それなりのマシンスペックのPCだと、買い替えるというのもちょっと躊躇します。

弊社はVRマシンとして、8年前に以下のようなPCを導入しました。もはや現在では、世代としては古い部類ですが、以下のようなハードスペックのPCがあります。

 M/B Asrock Z270 extream4
 core-i7 6800
 RAM 64GB
 GPU NVIDIA GTX 1080 Ti SLI

なのですが、Z270とか、i7 6800なんで、現時点ではそれほど高スペックとは言えません。これだけなら、買い替えや組み換えは惜しくないんですが、GTX 1080 Ti SLIっていうところではあきらめがつきませんwww

SLIとは、GPUを複数枚接続して、グラフィック処理を複数で行い、出力は1つに絞るというもので、非常に高速な画像処理が期待できるものです。

ですが、ただでさえ高性能なGPUは高価なので、それを複数台装備するというのは、コストの面ではかなり覚悟が必要になりますw ちなみに、このPCの導入時点でのGPUの価格は、1枚、12万というところですw まだ、円高な時代でしたのが、これを2枚購入しただけで20万以上の出費ですw 下手すると、それなりのPCが1台かえちゃいますw

さて、WINDOWS11の要求PCスペックでネックになるのは、

 CPUのスペック 第8世代以上
 TPM2.0対応

といったところが最大の壁なわけですが、現状のマシンで問題があるかどうか?は、「PC正常性チェック」で確認ができます。

弊社のVRマシンでは、このチェックをクリアすることはできません。CPUとTPM2.0でアウトになります。一応、裏技的にセットアップ時にDLLなどを書き換えるとか、WINDOWS11 のインストールメディアを作成するタイミングでチェックをフリーにするようにメディアを作成するなどの方法がありますが、今後それがダメになる可能性も含めて考えると、なんとかハードで対応できないか?って感じですw

さて、VRマシンのM/Bのソケットは、LGA1151です。第8世代以上で考えて(8000番台)、

 Core i7 8700

ってところが下限値かとwww


CPUについては差し替えでなんとかなるわけですが、最大の問題は「TPM2.0」です。一応、ASRockからは対応マザーボードの情報はでていますが、ここにZ270のボードはありません。

ですが、これは、M/BのBIOSレベルで設定を変更することで、TPM2.0を有効にできるという意味合いでの対応マザーボードで、なんらかのハード追加を行えば対応できるってことはないか?ということで、Z270 EXTREAM4のマニュアルを眺めましたw

よーくみていくと、「TPMS1」というコネクタがあります!もしかすると、「TPM2.0 モジュール」で検索するとなんか出てくるんじゃないかということで早速調べると・・・ ありましたwww

中でも格安はこれですwww

ASRock用のもあるようです。

これは、一度チャレンジしてみる価値はあるかもなので、ポチってみたいと思います。結果は、また後日、ご報告w

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