ちょっとびっくりしたので緊急告知です!
弊社でも利用させていただいている「wallstat」の研究と開発をされている、京都大学生存圏研究所 生活圏木質構造科学分野 准教授 中川貴文先生が、今度は、CLT(直交集成板)の一貫構造計算プログラム「CLT Struct Works」を開発されたようで、令和6年12月2日からの3か月間、WEBでの動画配信セミナーを開催されるようです。
主催は、一般社団法人CLT協会と、公益財団法人日本住宅・木材技術センターです。CLTについては、木造建築の可能性を格段に広げる工法として注目されていますが、まだまだ新しい技術であり、設計における構造啓作に際しては、その評価方法なども含めかなり高度な部分が多く、普及にはまだまだ時間がかかるという印象でした。まだ、どのようなシステムなのか?ということは公開されていないのでわかりませんが、文字通り、「一貫構造計算プログラム」であれば、かなり期待大です!また、同時に、「鉄骨床梁を用いたCLTパネル工法の構造設計マニュアル」についても、鉄との親和性の高い木材を合理的に利用することで、高強度の建築物を構築するにあたって期待大です。
3つ目のテーマで、「保有水平耐力(ルート3)による設計の自由度と合理性」ですが、このルート3というのは、イマドキ当たり前になりつつある「許容応力度計算による木造構造設計(ルート1,2)」という側面から一歩進めるステップとしてはとても重要なテーマであり、経済的な構造計画を行うことができる手法です。こちらも期待大のテーマです!
これは、聞き逃すわけにはいかないセミナーだと思います!ご興味がある方はぜひ以下のURLからWEBセミナーをお申込みください!
※チラシPDFやWEBでは、「CLT Struct Works」のダウンロード先が記載されていますが、まだ、公開されてはいないようです。