BLACK FRIDAY

某WEB通販サイトだけでなく、実店舗などでも、「BLACK FRIDAY」と銘打ち、買い物商戦を展開しています。「BLACK FRIDAY」語源については、WikiPediaにも説明がありますが、ざっくり言えば、アメリカの感謝祭である11月第4木曜日の翌日が休暇であることが多く、このときに在庫一斉セール的な販売イベントを行うところが多く、そのイベントの呼称として「BLACK FRIDAY」という言葉が使われはじめたということです。

楽天ブラックフライデー
https://event.rakuten.co.jp/campaign/point-up/blackfriday/

日本では「歳末商戦」という言葉があって、12月に入りだすと、どこのお店も年末需要の掘り起こしで売り出しが行われるわけですが、BLACK FRIDAYというセールの呼称がWEBで使われるようになって、実店舗での販売でも2,3週間程度、前倒しされるような形で、「BLACK FRIDAY→歳末商戦」という形でセールが展開されてます。まぁ、これに、ハロウィンとクリスマス商戦もあるわけで、結局、11月から12月にかけては、セールスイベントとしての企画が目白押しなことになってるわけです。

というわけで、ショッピングモール好きの自分としては、そういうのを見に行かないわけにはいきませんので、ちょっと小松まで足をのばしてきましたw イオンモール新小松ですw この日、朝の情報番組で、イオンのBLACK FRIDAY商戦の特集がされており、「安い!」というイメージ戦略がTVで展開されていたので、おそらく、すさまじい混み具合ではないか?と思ったのですが、駐車場はかなりの車で、近場はほぼ満車となるくらいの人出でした。

モールに入ると早速、BLACK FRIDAYの告知ですwww これはイオンモールとしての告知でしたけど、各店舗ではディスプレイに「BLACK FRIDAY」をイメージしたPOPなどを数多く飾ってました。

ですが、BLACK FRIDAYだから「安い!」とか「特価!」というような印象は少なくとも全面にアピールされているわけではなかったようなイメージです。これは個人的な感想でしかありませんが、楽天やアマゾンなんかで展開しているような「特価」とか「ポイント倍増」とかそういうイメージがなかったのです。

この画像は1階のメインストリートの様子なのですが、通路いっぱいに人があふれてはいますが、実は、これは、最近登場したスイーツのお店の列があふれているという感じで、実店舗内に人があふれてるというわけではありません。また、フードコートや、手ごろなテイクアウト系の飲食店は、相応に人であふれていました。

何が言いたいか?というと、これもあくまでも個人的な感想でしかありませんが、人は多いけど、実店舗にアクセスしてくる人、そこで買い物してくれる人は、特段普段と変わらないくらいではないか?ということなのです。明確に、ブラックフライデーだから特価だという展開をしているところでも、その価格を見ると、「ん?普段のバーゲンと何が違うのかな?」という感じでした。

でも、確かに集客数は普段よりも多いので、この影響があるとすれば、やはり「食べ物屋さん」で、こればっかりは、おなかがへった、のどがかわいたで、利用するわけですので、当然、人が多ければその分増えるのは間違いないです。実は、この日、フードコートで昼食をとろうと思いましたが、席の確保はできたのですが、食べ物の提供までの時間がすさまじくかかるために、注文時に提供までに時間がかかる旨を説明している店舗が多く、結果として、食べませんでしたwww

なんとなくですが、景気がなかなか上向かない中で、集客だけが増えても購買意欲が高まらないと店舗しては接客の負担が増大するだけで、利益を上げることは難しいんじゃないかなというのをちょっと感じました。我々のような建築業界も、同様な状況にあるのでは?ということを思いますし、建築物を設計したり施工したりする業者として、「選択してもらえる」だけの情報や、手法が、これまでのような「集客ありき」の告知ではダメなんじゃないかなって感がさせられました。

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