設計施工

「非」住宅の木造化 その2

その1に続きます。「非」住宅、業務施設を計画するには、どのように業務運営するのか?という部分の考察がかなり重要となります。一般的に言われている計画面積の算定や、延床面積に対する割合いなど、そういったことではなく、「実際、どうなのか?」という...
設計施工

「非」住宅の木造化 その1

数年前より、様々な業種の企業様の業務施設等を中大規模で計画される「非」住宅を「木造」で計画することが多くなってきました。一般的に規模の大きな建築物には、鉄骨造、鉄筋コンクリート造(以下、非木造)など、木造以外の構造手法を使われることが多いの...
設計施工

雪の重さをご存じですか?

NHK山形放送局、「やまがたWEB特集」にて、「時間で変化“雪の重さ”注意!」というものが出されていました。放送でもオンエアーされていたので、ご当地の方で目にされた方も多いのではないか?と思います。NHK山形放送局 やまがたWEB特集より、...
耐震改修

木造耐震診断での落とし穴

元日の震災以来、木造住宅の耐震性についてのお問い合わせが連日のようにあります。その中で、過去に他社で耐震診断を行い、補強プランの作成を行ってもらった方より、やはり昨今の地震増加で不安になったので、耐震改修の相談をご依頼されました。他社での診...
耐震改修

積雪を考慮しない建物の危険性

この度、「令和6年能登半島地震」により亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。また、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。建物倒壊が至る所で発生した様子がマスコミ報道により映像として見せられています。...
設計施工

イマドキの新築住宅は安全なのか?その4(終)

その3のおさらいその3に続きますその3では、仕様規定に準拠して設計されているのか?という実態についてお話しました。仕様規定でもちゃんと設計を行っていることが確実であれば、少なくとも建築基準法が想定しているレベルの耐震性(震度5強で無損傷、そ...
設計施工

イマドキの新築住宅は安全なのか?その3

その2に続きます。その2でご説明したとおり、「木造2階建て住宅」では、建築基準法に定めらた「仕様規定」に基づく設計がなされていることがわかれば、それで法適合しているということになります。そして、その「仕様規定」に基づく設計が目標としているの...
設計施工

イマドキの新築住宅は安全なのか?その2

その1に続きます。その1では、震災被害を経験し、建築基準法が都度改正されてきた経緯、最終的に抜本的な改正は、今から24年前、2000年の基準であることや、その後の東北、熊本の震災では抜本的改正されていないこととをお話ししました。少し焦点を絞...
設計施工

イマドキの新築住宅は安全なのか?その1

阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、そして今回の能登半島地震と大規模な地震が発生し、震災として生活を破壊されていく度に話題にされるのが、「建物の地震に対する安全性」です。特に、住宅の場合、日常生活を営む場所であることから、その影響はたい...
耐震改修

木造住宅の耐震改修

震度5強は、ほぼ未経験な福井県民福井における感覚ではありますが、76年前の昭和23年(1948年)に発生した「福井地震」をご経験し、それを記憶している方は相当ご高齢であり、大半の方はおそらく、この能登地震による揺れが人生で最も揺れた地震とし...