設計施工

福井の家づくり

令和7年度 県産材を活用したふくいの住まい支援事業

福井県では林産業と地場産業の振興を目的とする施策として「県産材を活用したふくいの住まい支援事業」を展開しています。この「県産材を活用したふくいの住まい支援事業」は、県産材を活用した優良な木造住宅を普及することで、地産地消による地域産業の活性...
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地盤状況を確実に掴む方法

地盤状態を確認するために地盤調査を行うことは一般的ですが、往々にしてあるのは敷地の一部がちょっと他とは違うという場合があります。200㎡くらいの敷地であれば、そんなに地質が違っているというわけではないという判断もできますが、地盤調査を行うと...
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盛土規制法

福井県が主催する「盛土規制法の制度概要説明会」が開催されたので聞きに行ってきました。これまで大規模な土地開発に関する法律というのは「宅地造成等規制法」というものがあるだけで、この法律は、「宅地造成による崖崩れ又は土砂の流出による災害を防止す...
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半分壊して増築する物件#5

前回の#4に続きます。前回に続き「地盤調査」に関する話しです。前回は「地盤調査の目的」というものがなにか?ということと、それが設計とどう関係があるのか?という部分を説明しました。端的言えば、「建物が地面を押す力(重量)< 地盤の持つ耐力」で...
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半分壊して増築する物件#4

前回の#3に続きます。#4では地盤に関する内容を説明しますが、たいへん重要なので2つにわけます。現場では、高さも出たことなので、地盤調査を実施しました。弊社では「原則2回」の調査を行います。これには理由があって、1回目は現況地盤での確認、2...
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建築「確認」と建築「許可」の違い その3

その2に続きます。その2までで、「確認」することと「許可」を受けることの違いなどを説明してきました。さて、今回は「許可」というものに焦点をあてて掘り下げたいと思います。実際の許可通知書の一部をご覧ください。許可申請は、もちろん「どこのだれが...
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建築「確認」と建築「許可」の違い その2

その1に続きます。その1では、確認申請という行為について、その遅れなどの理由を業者が「許可がおりない」という説明を行うのは、もはや法的な部分での理解ができていない業者であるということを説明しました。再度、申し上げますが、「建築確認申請」は「...
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半分壊して増築する物件#3

前回の#2に続きます。解体も完了して、次に待ち受けるのは、壊した部分に新築同様の流れで建物を建てていくことになるわけですが、その第一段階として、基礎や柱・梁などの構造的な計画が、現場状況と差異がないことを確認し、かつ、思惑通りになるか?を確...
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建築「確認」と建築「許可」の違い その1

住宅・店舗・工場や事務所などの建築を行う際には、「建築確認申請」というものを提出し、計画している建築物が「建築基準法」に適合しているということの審査を受ける必要があります。そして確認申請の審査が終了しますと、以下のような「建築確認済証」とい...
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半分壊して増築する物件#2

前回の#1に続きます。半分壊す際の残る部分との切り離しが完了すれば、もはやこっちのもんなわけでして、ここからは作業は早いです。片側からどんどん壊していくわけですが、それでも一気にガサっと壊すのではなく、梁などを一つ一つ外しながら壊します。解...