24H2罠シリーズの3ですw これまでのシリーズはこんな感じですw
さて、依然としてとあるマシンのアップデートができません。やってもやってもセカンドブートとで戻されてしまいます。しかも、そのマシンは、数カ月前にSSDを取り換えたばかりのマシンで、前回のブログテーマで取り上げたような「SSDを交換する」ってのは正直躊躇してますw だって高いんだもんw
で、なんとかセカンドブートの原因を探るべくあれこれやってたのですが、ググりまくっていたらこんなものを見つけました。
「SetupDiad.exe」というログ解析プログラムです。このプログラムはアップデートの際に出力されるログファイルを解析し、その原因となるログ部分を抽出してくるというものなのですが、この情報の元になるログは、隠しフォルダ属性の、

$WINDOWS.~BT
の中に記録されているログです。

この隠しフォルダですが、エクスプローラーのファイル表示のオプションで、「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」
をOFFにすることで表示されるようになります。つまり、自力でログを解析してエラー内容を掴むということはできるわけです。ちなみに、ログは、
$WINDOWS.~BT\Sources\Panther
に、setuperr.logとsetupact.logとして保存されています。
これらのログファイルは、
setuperr.logは実行されて出力されたエラー情報
setupact.logはどのようなことが実行されたかの情報
で、それを解析してわかりやすくしてくれた情報がSetupDiad.exeが生成してくれるというものです。



一番最後のところの「processing rule: FindMigGatherApplyFailure」のところでエラーが起こっているということをログから突き止め、その内容は、

という形で出力されています。「Migration Operation」とは、WINDOWS11 24H2のアップデートインストールにおける「データやアカウント、アプリを引き継ぐ」というアレですw 要するに引き継ぎインストールしてたらエラーを起こしたということと、そのエラーは、
C:\Users\eiich\Documents\My Music[WEB版VOICEVOX.mp4][gle=0x00000003]
というファイルやねんw ってところまで突き止めてくれて、「それヤバいから、自分で消すなり、どこかにバックアップしとくなりしてからもういっぺんインストールしてみ?」っていうことをゆうてくれてますw
ちなみに、この「WEB版VOICEVOX.mp4」ですが、以前、夏季休業中の電話案内の音声を作ったときのベースの音声動画です。こちらがそれですw
これを消すのはもったいないかもなんで、弊社YouTubeチャンネルにアップしてバックアップしましたw
いずれ、また、再度アップデートインストールを試してみます。続報はまたアップします♪