フクイ建設技術フェア2024です。本日２日目、最終日です。
開場前の時間などを利用して他のブースも廻りました。その中でちょっと注目したのが「福井県鉄筋協同組合」さんのブースです。このブースは、福井県建専連さんが展開する「高校生対象の体験型コーナー」での展示の一部なのですが、「機械式定着工法」の配筋展示があったのです。
カタログに図があったのでアップしますが、要するに、梁と柱などの接合箇所の鉄筋は「定着長」というのは設計規定上の定めがあって、鉄筋の太さが太くなればなるほど長い定着長が必要になるのです。したがって、梁と柱の交錯部（パネルゾーン）というのは、鉄筋の入り組みがハンパなく複雑で、施工の時にかなり難儀するところなわけです。また、コンクリートを打設するにしても、入り組んだ鉄筋の間に生コンクリートを充填させ、隙間を確実に無くしていくのはバイブレーターなどを掛けてなじましていく作業になりますが、これが結構手間のかかる作業でもあります。
この時、工法に用いられる鉄筋の先端には、円形もしくはプレート状の板が溶接されており、この板により鉄筋が引き抜かれることを防ぐ役目になっていて、定着長をそれほど長く取る必要がなくなるというメリットがあります。よって、パネルゾーンの配筋はスッキリしたものになるわけです。
まぁ、こういった新工法がみれるのも、展示館の醍醐味なわけですが、「高校生対象の体験型コーナー」で展示するよりも、普通にブースで展示したほうがよかったのでは？とも思いましたｗｗｗ
さて、「有限会社FKTlab」での展示ですが、ペットボトルに水を入れて凍らせて、SDN-SHEET®で包むと氷がどうなるか？という展示も行っておりますが、朝一番でシートに包んだペットボトルは結果として展示会終了まで溶けていませんでしたｗｗｗ（要するに、これやると飲めないってことですｗ）
さて、今日も「さくらいと」が開場で盛り上げてくれてました♪
暑い中、透水性コンクリートに水を撒いて、水が溜まらないのを実演してました♪ 今日は、川端工業さんの作業服を着てたので、ぶっちゃけ、さくらいとが川端工業さんの社員さんかと勘違いしてる人もいましたｗ あと、追っかけなファンの方は昨日より増えてましたｗｗｗ
というわけで、ご来場の皆様、ありがとうございました！
