ラジ+(TAS) 2026/7/22

7月22日は、ラジ+(TAS)にて第4水曜日にお送りしている弊社ラジオコーナー「福登建設の快適家づくり研究所」の放送でした。

今日のテーマは、以前ブログでも紹介しました「避難所トイレ」というものを題材にして、「避難所トイレの教科書」という本をかかれた「川端工業有限会社」の中村光宏社長をお迎えしてお話しをお聞きしました!

本の内容はともかく、中村社長がどうして避難所トイレというものを着目したか?というところ、そして、具体的に災害時のトイレの重要性というものがどこにあるか?という視点でお話しいただいたのですが、かなり目からウロコな感じでした。

例えば、1世帯当たりのトイレの使用回数って具体的に意識されてるでしょうか?中村社長によると、健康な大人で1日平均4~7回の使用頻度だということです。これが一人ですから、1家族であれば、仮に4人となれば1日20回程度の利用頻度があるというわけです。

避難所のトイレは1家族1世帯だけではなく、周辺からの世帯がどっと来るわけですので、仮に10世帯の避難があったとしても200回程度の利用頻度になるわけです。これ、想像がつきますか?これだけのトイレに排泄物を流せば、仮に汲み取り型であれば1日で満載になりますから、トイレはどんどん劣悪な環境に代わっていくわけです。

劣悪な環境になれば、避難所にいる方たちは、自然と排泄をがまんするようになります。これが健康被害の原因になるわけです。また排泄回数を減らそうと意識するあまりに、水分を控えるなど脱水症状になりかねない状況にも陥ります。そしてそのガマンが避難所生活が続くのと同じレベルで続いていくわけです。中村社長は「食事は1,2食がまんしたとしても、トイレのガマンは健康被害に直結する」として警鐘を鳴らしています。ガマンが危険だというわけです。

さらに興味深いのは「携帯トイレ」です。これを用意するというのは意外と誰もがやっていることです。ですが、トイレの回数を意識した状態で「数」を用意しているか?ということも指摘しています。家族4人で何回トイレができる分を確保しているか?これを意識すると、一人あたり7日分で約35回、4人家族で140回分なわけですが、これを一度に備えるというのではなく、徐々に備蓄を増やすように勧められています。

また、もっとも目からウロコなのは「使い方を知っているか?」ということです。備蓄はあっても使用方法を知らないとか、そもそもどこに仕舞いこんだかを家族全員が知らないということがないか?ということです。

トイレくらい我慢しろとか、トイレに比べたら食べ物のほうが重要だという認識だと、災害時に避難所での生活が長くなればなるほど問題になってくるということで、防災の観点からの備えを考えるのであれば、食料、水と同レベルに「トイレ」の確保も重要であるということを本の「避難所トイレの教科書」でご披露されています。

是非、一度、「防災」という観点からトイレを考えてみてはいかがでしょうか?

音声は出来次第コッソリ公開します♪

タイトルとURLをコピーしました