ついに策定!トイレの便器数w

メールでお知らせがあったのですが、ちょっとビックリしたのでブログネタにしますw

国土交通省のホームページにこんなものが報道発表資料として掲載されました。

「トイレの便器数に係る基準と適用のあり方に関するガイドライン」を策定
~トイレの行列問題の改善に向けた対応方針をとりまとめ~

ホームページ記載の文章をそのままぬきだしますと、

ということで、「トイレの便器数に係る基準と適用のあり方」について議論されていたってわけですw その理由みたいなものも記載されているんですが、

という感じで、「女性用トイレ」の行列を問題視しているって感じです。確かに、駅や商業施設での女性用トイレの前は長蛇の列なわけで、もう間に合わないって方が男性用トイレに駆け込んでくるっていうのも少なくないと思いますし、そういう場に出くわした方もおられると思います。

また、朝とか昼の一時に、男性用トイレの「大」のほうの個室に並ぶというのもありますし、空港などでは着陸後のトイレに長蛇の列になるのは、男性、女性に限らず発生しているわけです。まぁ、空港などでは、出張などである程度の経験を積むとどこのトイレが比較的空いているかってのはわかるので、慣れてれば遠くてもそっちに行ったりということもできますが、不慣れな場所であれば案内板に従ってトイレにいくしかできませんので、結果として集中するってわけですw

さて、ガイドラインの概要ですが、こんな感じです。


まだまだ、基準としては抽象的な表現にとどまっていますが、提言として「設計者」や「管理者」に対しても「便器数等」を適切に設定することを求めています。また、実際のガイドラインは34ページにもわたって記載があります。

また、「実際の行列改善に向けた取組」として、令和7年12月に内閣府男女共同参画局が作成・公表した「女性用トイレ行列解消の取組 課題対策事例集」や「女性用トイレ行列解消の取組 施設事例集」などの参照も指摘されています。


こんな事例集があったことを始めて知りましたが、作られたのが建築計画の専門としての国交省ではなく「内閣府男女共同参画局」というのが注目です。建築計画での視点ではすぐに面積や人員数に対する「割合」を問題にしがちですが、ちょっと違う目線の位置で事例集が作られています。

例えば、フレキシブルな対応として「間仕切りの変更」で適宜対応しようとするものが紹介されています。

これはちょっと目からウロコでしたw

また、トイレの場所の案内だけではなく「空き具合」を知らせる「デジタルサイネージ」の利用なども紹介されています。

トイレの場所の案内よりも、空いてるかどうか?の判断材料としての情報が必要で、極端な話しですが、がまんするのではなく適宜、空いているときにトイレを利用する意識を持たせたほうがいいわけで、逆に、これが真っ赤である時間が続くようであれば絶対数が少ないという判断にもなります。

いずれにしても、国が抜本的にトイレ問題に対して問題意識を持ち始めたというのは、我々のような建築関係者がしっかりと理解しなければならないのと、具体的な対応事例を学ぶ必要があると思いました。

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