耐震改修で出くわすアルアル#29

以前ご紹介した#27で出くわした金庫ですが、今回、お客様のご協力で無事、外にだせましたw

収納の中に隠されていた金庫ですw

これを見た時の大工さんは本当にビックリしたようですw この金庫、耐火金庫なんですが、凄まじい重量です。耐火金庫は扉や筐体に魔法瓶のような空間があって、その空間に「砂」が詰まっているのです。なので、「金属+砂」の重量があるので相当な重量になるわけです。この押入の中の床は敷居の分高くなっていますが、どうやらこの厚みの分で金庫の重量を受けているようでした。この押入の中の壁で耐力壁の強化を行いますので、この金庫には出ていただく必要があるわけです。

でも、実際には大工さんが二人掛かりで動かそうとしてもビクともしない重量でした。お客様と相談の上、金庫自体を処分するということになり、専門業者さんにお任せするということになりました。そして、今回、業者さんの都合がついたので搬出となったわけですがw

扉を外して少しでも軽量化を図ったようですが、押入から引っ張り出すまでにも結構な時間がかかっています。

これ、画像でみると二人で抱えられる重さなの?って感じで見えるんですが、とんでもありませんwww 扉を外してある程度軽くはなっていますが、おそらく100kgは超えていると推測できますw 縁側の床のところまではなんとか出せているのですが、そこから土間へ降ろすためには結局抱えて降ろすしかありません。ドカーーンと降ろせば絶対土間が割れますwww

ところが金庫屋さんは「抱えて」降ろしたんです!これは凄い! そして予め搬出路にはベニヤを敷いておいて台車に載せて搬出となりました。

実は、大工さんは仕事として待ってる日数がもったいないってことで、金庫をがんばって横にずらして、空いたスペースでなんとか筋交いをいれてましたwww せっかちなんですwww

でも、これで残り2方の面も改修することができます。

今回は、強烈な重量がある「耐火金庫」をお客様のご協力により処分していただき、なんとか改修工事を続行することができました。でも、できない場合には、構造的な問題云々ではなく、モノの移動ができないという理由で変更設計を行う必要があります。

また、このような重量物の存在をお客様自身がご存じないケースもよくあります。先代、先々代から受け継がれている住宅ですと、今、お住まいの方々が全く知らないものの存在というのもあります。耐震改修工事を行うときに過去の遺物を初めて認識するというのは珍しいことではありませんw

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